たまには更新しろ日記

ベーコン製作記

2009/2/10

何年か前、大学在学中に一人暮らしをしていた頃、知人から自家製ベーコンをもらったことがありました。実家に燻製機があるのだそうで、そこでおせち料理といっしょにベーコンを毎年作るとかで、そのお裾分けを。それがとても美味しくて、毎日ベーコンエッグをつくってたちまち食い尽くし、「もっと大事に食え」と怒られました。

で、その味が忘れられずに数年。ふらふらとネットを彷徨っていたところ、あるとき、燻製は特別な機材がなくともできることを知りました。そうなってみるとふたたびあれが食べたくなり(笑)、家で挑戦してみることに。しかしやってみるとなかなか難しかったのです。以下、その大雑把な顛末を。たぶんレシピ代わりにはなりません。分量よく覚えていないので。

母に「豚バラ肉買ってきて」と頼んだのですが、なぜか「こっちのが安かった」と、渡されたのは肩ロースでした。……いや、それでも作れないことはないんでしょうけど、母上、何かが違います。結論から言いますが、ちゃんと豚バラ肉買った方が良かったです。ええ。

まずソミュール液と呼ばれる、肉を塩漬けするための調味液を作ります。肉に塩をすり込むのでもいいのですが、液体につけ込んでしまったほうが空気に触れないので。作り方は興味のある方は調べてください(笑)……とはいえ、割とアバウトなものなので、そこまで厳密でなくともいいようです。鍋に湯を沸かし、タマネギ、ニンニク、ニンジンの皮といった香味野菜、胡椒もろもろの家にあるだけの(笑)香辛料、たっぷりの塩を入れて煮、濾して冷やします。

で、それに肉を浸けて空気を抜き、十日から二週間ほどつけ込みます。定期的にひっくり返したほうがいいみたいです。

そして塩抜き。ボウルに水を張って肉を入れ、細く水を流しながら数時間放置。私は二時間ほどで引き上げてしまいましたが、しょっぱかったので(汗)、三時間くらいやったほうがいいようです(ただ肉のブロックの大きさにもよる)。そうしたら表面を吹いて水気を取り、日陰でやっぱり二、三時間陰干し。

かんたん燻製は中華鍋と紅茶の葉(チップの代わり)でできるのです。まず中華鍋をアルミホイルで覆い、その上に紅茶の葉、その上にザラメを少し(肉の表面に色を付けるため)。その上には肉汁を受けるための皿をやはりアルミホイルで作って置き、その上に丸い網を敷いて、上に肉を並べます。そうしたら中華鍋に蓋をして、アルミホイルでぴっちりその継ぎ目を覆います。

携帯で撮ったので、画像がぶれてますな……(汗)。まあこんな感じです。上に乗ってるのは重し代わりの皿。

火を点け、中火で一時間、肉をひっくり返して弱火で一時間……くらい燻してみたのですが、結果として、火力が強すぎたようです。だいぶ煙が出てきて、アルミホイルでの密封が甘かったせいもあってか、家の中がかなり焦げ臭くなりました(汗)。開けてみたところ、紅茶の葉が完全に炭化していましたし。弱火でじっくりやったほうがいいですね、やっぱり。

ともあれ、その収穫物が以下。

表面の色は、ほどよく燻されているのか焦げているのか、ちとわからんところが微妙ですが(汗)、とりあえず完成です。一晩ほど冷蔵庫で置いて味が落ち着いたら食べられます。

はじめての自家製ベーコンは、塩抜きが足りなかったのかしょっぱく、火力が強かったのか少々焦げ臭い臭いがしました……(笑)。でも、ちゃんとベーコンになっていましたよ。肩ロース肉だったので、ほろほろと崩れてきましたけど(笑)。以前にもらったものと同じ味とはいきませんでしたが、スーパーで売っているものよりは美味しかったような気がします。

正直、けっこう手間と時間もかかるので、費用対効果が見合うかといったらたぶん見合いませんが(笑)、たまに趣味として作るぶんには面白いものではないかと。チーズなど色々な食材を燻製にすることもできますので。……ただ、やりすぎるとたぶん家人から苦情が来るので(焦げ臭い臭いはどうしても出るので)、ほどほどに。

British Libraryのバレンタイン

2009/2/3

British Library(大英図書館)において、バレンタイン企画としてこのような企画をやっているようです。

本への愛を寄付で表現—BLのバレンタイン企画

修復が必要な蔵書の中から好きな一冊を選び、その修繕費用を寄付しようというものですね。リストアップされている本も興味深い物が揃っていますし、企画としても面白いです。

「ミスティック」で賞をいただき本を出した身としては、是が非でも寄付しなければいけないような気がします(笑)。もはや大英博物館、大英図書館には足を向けて寝られません。大英博物館内にはパニッツィの肖像画が飾られているそうですが、さすがにそこにお参りにはいけないので。……行ったらきっと肖像画の前でお賽銭を投げそうになり、「何このジャパニーズ」という視線で見られることでしょう。

さりとて懐具合はたいへん寂しいので、そうそう大金は払えませんが……。現在のレートだと1ポンドで126円らしいので、最低額の25ポンドでだいたい三千円くらいですね。しかし、送金方法について調べてみたところ、手数料が2500円+5ポンド必要なようです。ああ、イギリスは遠い……ユーラシア大陸をまたぐのだものな……。

さて、どの本にしようかなとリストを眺めてみています。どうせなら興味のある分野の本がいいですし。しかし、寄付をしても自分で読めるわけではないというのがなんとも……(笑)。そのうち古文献データベースとして一般公開してくれませんかね。新聞のThe Times紙なんかは、二百年ぶん以上のデータを全部オンラインで見ることができます。(Times Archive)つくづくいい時代になったものだ……とわずか十年くらい前を振り返ってしみじみ。

海外の企画ということもあり、簡単に寄付というわけにはいきませんが、興味のある方はどうぞ。

見果てぬ夢、インテリア

2009/1/27

最近、インテリア関係の記事や雑誌を読むのがちょっと楽しいです。一冊二冊、雑誌を買ってきてぺらぺらとめくっています。特に引っ越しする予定や家具を買う予定があるわけではないのですが、なまじ自分とは関わりのない出来事(笑)なだけに夢があって楽しいというか。だって振り返れば天板が腐りかけてるベッドがあるし……(遠い目)。

こういう家に住みたいなあ、というより、綺麗に配置された家具の写真を見ているのが楽しいといった感じでしょうか。整いすぎた家は、かえって生活感がなくて気疲れしそうです。そもそも高級家具に馴染みがないですし。そういえば高校の修学旅行で北京の故宮(旧紫禁城)に行ったとき、「隙間風が寒そうだった」とレポートに書いたのは私です……(汗)。

アンティーク調の重厚な家具よりは、シンプルなラインと色の家具のほうが好きです。(たとえば英国のカントリーハウスは、見ている分にはたいへん目の保養ですが、そこに自分が住めるかというとまた疑問)そうした家具の本場は北欧ですが、シンプルだからといって安いわけではないのですよね……。 デザイナー家具の値段を見てぶっ飛んで以来、値段は見ないようにして雑誌をめくってます。精神の安定のために。

それでも導線などが工夫されていたり、使いやすそうなキッチンは憧れます。いいなあ、鍋や食器をきっちり収納できるというのは。あとはIHのコンロですな(掃除がすごく楽)。

ところで、この類のものを見るときのポイントは、女同士で見ないことですな。女で複数集まると、「あそこに埃が溜まりそう」「どうせすぐにカビが生える」と夢の欠片もありやしません。以前、住宅番組を女の先輩と一緒に見ていたことがありましたが、二人で現実的なツッコミをしまくっておりましたとさ。さりとて男性陣と見たら楽しいかというとそれもまた疑問なので、一人でのほほんと眺めるのがいちばん平和そうです。これがいざ家のリフォームなど現実味を帯びたなら、家庭内大戦争が勃発するのでしょうけど。

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